カキ大臣が語る牡蠣くけこ ~ #22 ~

~その不調、体に取り込む普段の栄養素が原因かも~

日中の日差しはかなり強くなってきました。店頭では暑さに負けないための準備品やそれに関連する対策品が動き始めました。水分と同時にミネラルにも気をつけ、熱中症には十分注意していきましょう。

気温が高くなるとどうしても冷たいものを飲む機会は多くなります。同じ理由でお酒の中でもビールの消費量は比例して増えていきます。当然この時期は、それらを好んで摂取する人たちにとっては、二日酔いの季節とも言えるでしょう。

ちなみに2021年のデータですと、国別ビール消費量トップは中国(19年連続)。日本は8位となっています。当然、アルコールの需要が高まると悪酔い関連商品も後に続きます。二日酔いとは、「肝臓の代謝能力を超える酒量により、毒性の強いアセトアルデヒドが分解できずに血液中に流れ、頭痛や嘔吐感を生じるもの」。食品の中では牡蛎は以前紹介した通りタウリンも豊富なことから、辛い時にはオススメ、また良質のタンパク質(アミノ酸)は肝臓の働きを高めアルコールの分解を助けることも期待できます。代謝能力は人によって異なりますが、厚労省が定める「飲酒の適量」とは、1日平均純アルコール約20gとされており、、日本酒だと1合、ビール500ml缶1本、ワインはグラス2杯という具合になります。いずれにせよ、アルコールとは上手に付き合っていきたいものですね。

  2021年国別ビール消費量(単位:万KL)

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