~その不調、体に取り込む普段の栄養素が原因かも~
牡蠣の栄養素「微量ミネラル:鉄(Fe)」
体の全身に酸素を運搬する赤血球にはヘモグロビンという赤色色素が含まれています。このヘモグロビンは酸素の受け渡しという重要な役割を果たしており、鉄はそのヘモグロビンの構成要素となっています。鉄には2つのタイプがあり、肉や魚などに含まれるヘム鉄、野菜などに含まれる非ヘム鉄。吸収率は圧倒的にヘム鉄の方がよく、赤みの魚や肉類は摂取に有効です。非ヘム鉄はビタミンCにより吸収率が高まることが分かっており、野菜を摂る際は意識するとよいでしょう。 成人男性や閉経後の女性が1日に必要とする鉄の量は1mgと言われており、鉄の吸収率が10%前後である事から、食事から10mg以上の鉄を摂らなければならなりません。一般的に2000kcalあたりの食事には12mgの鉄が含まれていると言われますが、思春期・産前産後にはどうしても不足がちになってしまうようです。
【欠乏すると】
鉄欠乏症貧血が起こる・動悸や息切れがし、すぐに疲れる・肌に赤みがなくなる・皮フがもろくなり、爪が変形する
【多く含まれる食品】
牛レバー・豚レバー・鶏レバー・牛ヒレ肉・ホウレンソウ・ひじき・海苔・あさり・しじみ・きなこ・油あげ・納豆・プルーンなど

牡蠣バターとレモンの焼きそば