カキ大臣が語る牡蠣くけこ ~ #23 ~

~その不調、体に取り込む普段の栄養素が原因かも~

昨年の中国地方梅雨入りは5/29頃、一昨年は6/11頃、その前をさかのぼって調べてみると2019年が6/26頃とかなり遅かったことが分かりました。今年は6/22、遅かった分梅雨時期が短かったり、雨量が少なかっても困るなぁなどと考えたりしています。

牡蠣の栄養素】

カルシウム(Ca)

 もともと火山の国である日本は、土壌にミネラルが少なく、更に台風や雨が多いため、ミネラルはいっそう水に溶けだしてしまします。つまり、諸外国に比べ、作物や水、家畜にもカルシウムの含有量が少ないのです。また、加工食品が巷に溢れ、食品添加物が乱用されるようになり、それらがカルシウムの吸収を妨げる要因になっています。

 カルシウムは人体の中で最も多いミネラルで、体内におよそ体重の2%含まれ、そのうちの約99%は骨や歯に蓄えられ、残りの1%が血液中や細胞に存在し、組織の安定をつかさどる重要な役割を果たしています。骨のカルシウム(貯蔵カルシウム)より残りの1%のカルシウム(機能カルシウム)が体にとってはより重要な役割を果たしているのです。日頃から積極的に取り入れる工夫が必要ですね。

【カルシウムの働き】

骨や歯をつくる、筋肉の弛緩収縮、イライラを鎮める、興奮や緊張の緩和、高血圧の予防、血液の凝固、動脈硬化の予防、ホルモン分泌調整 など

     殻付き牡蠣山盛り

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