カキ大臣が語る牡蠣くけこ♪ ~ #31 ~

~その不調、体に取り込む普段の栄養素が原因かも~

店のある瀬戸内沿岸部では雪が積もるということはほとんどないですが、2月最高気温が5度を下回る日が続いた時は、さすがに体が辛かったですね。中旬には「宮島の牡蠣大量死」というニュースがありました。海水温上昇が原因だということですが、もともと収穫量が少ない年だと聞いていたので、更に心配になります。

牡蠣の栄養素:主要ミネラル「リン(P)」

体内ではカルシウムに次いで多く存在します。体内のリンの約85%がカルシウムと結合し、リン酸カルシウムとして骨や歯を形成している事から、別名「骨のミネラル」とも呼ばれています。残りは筋肉、脳、神経などの様々な組織に含まれ、エネルギーを作り出す時に必須の役割をしています。魚類、牛乳・乳製品、大豆、肉類などに多く含まれます。

日本の栄養所要量(推奨量) 成人:1,000mg(上限3,000mg)

現在の食生活で一般的に不足することはなく、むしろ摂り過ぎの方が問題です。原因にはリンを多く含む食品添加物が加工食品や清涼飲料水など酸味に使用されていることが一つあげられます。リンとカルシウムのバランスは骨量や骨密度と密接に関係しているため、リンを摂り過ぎないようにするここと、カルシウムの多い食品を意識することが大切です。

    かき弁当

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