~その不調、体に取り込む普段の栄養素が原因かも~
2025年最後の『牡蠣ブログ』となりました。1年間ありがとうございました。引き続き牡蠣の栄養成分や魅力をコツコツと体験を交えながら魅力ある発信を目指していきたいと思います。広島県の牡蠣不漁という状況が心配ではありますが、来年もよろしくお願いします。
牡蠣の栄養素「微量ミネラル:モリブデン(Mo)」
別名「血のミネラル」とも呼ばれ、血液の生成に関わる栄養素です。鉄の利用を促進する酵素の主成分となり、血液を生成する働きを助けています。肝臓や腎臓に存在し、酵素の働きを促進することで、老廃物(尿酸)や糖質、脂質の代謝を助けています。日本は、土壌に充分にモリブデンが含まれているので、通常の食生活を送っていれば、摂取量が不足することも、過剰になることもないようです。また、モリブデンに銅を添加してできる合金は、ハイブリッドカーの電子基板に使用され、薄型テレビの液晶パネルにも用いられています。主にアメリカや中国で産出され、日本は輸入に頼っているのが実情です。


