~その不調、体に取り込む普段の栄養素が原因かも~
ピークは過ぎたように感じますが、それでもまだまだ暑い日が続いています。今年の暑さは9月ではなく10月頃まで続くのではないかという報道も耳にしました。秋が短く一気に冬に突入なんてこともあるかもしれません。また、例年秋にアレルギーで悩む方がすでに花がムズムズすると言っており、ますます体調管理に注意が必要です。
お盆に親戚同士集まって食事をしたのですが、その時テーブルに並んだ料理の中に「牡蠣フライ」がありました。どちらかというと時期的に違和感しかなかったのですが、食べてみると美味しく、近年では年中食べられるよう品種改良されたものもあるようで、ますます楽しみになっています。
【生食用と加熱用】
スーパーに並んだ牡蠣をみると、案外大きく「生食用」や「加熱用」と表示されているのに気づくかと思います。生で食べること自体リスクがあって当然なのですが、ついつい新鮮なものは生で食べるのが一番という刺身などと同じような感覚でとらえてしまいがちです。「牡蠣を食べておなかを壊した」とか「ノロウイルス」などを警戒するあまり、何かと間違った情報にふりまわされる二枚貝の代表牡蠣ですが、両者の違いは鮮度ではなく、「指定海域」「細菌数の違い」と言われています。
海域に一定の数の雑菌数を超えると、とれたてでも「加熱用」として販売されるということです。「生食用」は保健所が定める指定海域でとれたもので、またカキは内臓ごと食べるため、生食用の規格基準は食品衛生法により「成分規格」「加工基準」「保存基準」などが細かく定められています。美味しさと安全性と意見はいろいろあるかと思いますが、それぞれにあった調理法で季節の味覚を楽しみたいものですね。
牡蠣うどん