~その不調、体に取り込む普段の栄養素が原因かも~
2023年最後の牡蠣ブログです。1年間、御覧いただきありがとうございます。来年も引き続きよろしくお願いします。
12月に入っても、どちらかというと暖かい日が多かったですね。最高気温が1日で10度も違うという日もあり、着る服に困りました。ようやく例年並みの気温となってきましたが、この時期は季節的な風邪などの流行もあり体調管理には要注意です。
さて、寒さとともに本格的な牡蠣シーズン突入です。あちこちでこの冬の味覚を目にすることができ、どのような調理方法でいただこうかと楽しみでなりません。
【牡蠣の栄養素】
カリウム(K)
カリウムは、高血圧の原因となるナトリウムを身体から取り除き、排泄させる働きがあるため、「バランスのミネラル」と呼ばれたりします。人間の体内には、細胞内にはカリウムが、細胞外にはナトリウムが多く含まれており、いつも一定のバランスを保っています。また酵素の活性化にも関わっており、神経伝達や筋肉の収縮がスムーズに行われるために働いています。食品中のカリウムは、水中に浸すことや煮ることで失われるため、生のままで野菜や果物を食べるようにすれば十分に補給できるでしょう。
多く含む食品:バナナ・りんご、ほうれん草、小松菜、昆布、大豆 など
ナトリウム(Na)
食塩の成分であるナトリウムは、摂り過ぎに気をつけなければならないミネラルです。体内でカリウム等とともに体内の水分量を一定に保ったり、神経の興奮を鎮めたり、他の栄養素の吸収を助ける役割も担っています。どんな食品にも含まれており、また日本人は摂取量が多いため、通常の食事をしていれば不足することはまずないでしょう。高血圧、心臓病、動脈硬化、腎臓病などとも大きく関わってくるため、食生活を意識することが大切です。一方で、欠乏すると、めまいや筋肉のけいれん、脱力感や吐き気、食欲不振などが起こり、特に夏場よくよく汗をかく時などは注意が必要です。
牡蠣うどん