カキ大臣が語る牡蠣くけこ ~ #18 ~

~その不調、体に取り込む普段の栄養素が原因かも~

新年1回目の牡蠣ブログです。今年もよろしくお願いいたします。

写真は宮島初詣に行った時、屋台で購入したものですが、新年早々牡蠣をたくさん堪能してきました。ただ、牡蠣の生育不良というニュースを目にしたものですから、個人的には近々予定している牡蠣BBQが心配なところです。

BBQといえば、殻付き牡蠣が中心ではないかと思うのですが、今回はその殻について少し・・・。

カキ殻は、一見パイ生地のように何層にも重なった構造のようですが、実はレンガ積みの建物のような構造です。カルシウムをたんぱく質と結合した形で分泌し、海中の二酸化炭素と結合して炭酸カルシウムの小さなレンガを作り、各種アミノ酸を含んだたんぱく質で目地のようにつなぎ合わせているのです。そしてそのカキ殻がすごいんです。カキ打ちの近く、カキ殻が落ちている浅い海が「澄んでいるな」「キレイだな」と感じたことはないですか?事実、殻が多く落ちている箇所と、そうでない箇所とでは、釣りのエサとなりうるゴカイの生息数が大きく異なるというデータも出ています。淡水でも海水でも微生物に作用しながら、水を浄化するという驚くべき結果を受け、各地で実用化、大きな成果をあげているそうです。

    牡蠣の串焼き

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