カキ大臣が語る牡蠣くけこ ~ #14 ~

~その不調、体に取り込む普段の栄養素が原因かも~

9月入り某スーパーの総菜コーナーを見ると「牡蠣フライ」が並んでいるではないですか? 殻付き牡蠣も目にしました。今や1年中口にすることが可能な牡蠣ですが、「R」のつく月に牡蠣を食べよというくらいですから、シーズンも間近といったところでしょうか。ちなみに「R」のつく」月は英語表記で9月~4月。

さて、今回はそのシーズン突入にむけ、事前確認的な内容でお送りいたします。

「殻付き」か?「むき身」か?

違いはずばり、「生きているか」「死んでいるか」です。

カキは殻を開けると、長くは生きられません。しかし、殻を開けなければ、陸にあげても約1週間は生きています。海の中では、海水を1日に200リットルから300リットル吸い込み吐き出しながら栄養を吸収していますが、陸にあげると、今度は自らの栄養を消費しながら生きながらえるのです。カキはもともと自ら移動することができず、生命維持の内蔵と殻を閉じるための筋肉(貝柱)のみ稼動している状態なので、消費カロリーは少なく、3~4日間であれば、痩せることも味が落ちることもありません。

生で食べるなら特に殻付きカキでしょう。海の恵みがそのまま味わえます。カキフライやカキ鍋にはむき身、こちらはすぐに使えて便利といったところでしょうか。また、生食用、加熱用と表記されることがほとんどで、食べ方に応じて選ぶのがベストだということです。

    カキポン酢

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