~その不調、体に取り込む普段の栄養素が原因かも~
前回、お伝えした英語表記での「Rのつかない月」が近づくにつれ、スーパーから「牡蠣」が姿を消します。夏に食される「牡蠣」があるとはいえ、このあたりで目にすることはないですね。
さて、私たちが生きていくために欠かせない栄養素というと、タンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルの5つに分類されます。これらは、「5大栄養素」と呼ばれ、バランスよく摂ることが大切です。その中の1つ、たんぱく質はカラダをつくる、エネルギーのもとになると言われる栄養素です。筋肉・内臓・皮膚・爪・毛髪など体のいろんな部分を作るのに必要で、アミノ酸に分解された後は、各組織に運ばれ、組織や酵素などを作るのに使われます。また、エネルギー源としても使われ、その量は体重の約1/5をも占めます。ちなみに1日あたりの平均必要量は成人男性で60~65g、成人女性で50gと言われています。ご存知「海のミルク」とも言われるカキには良質なたんぱく質が豊富に含まれており、大人が1日に必要とする栄養素に対するカキ100g中の含有量は実に2/3にもなるのです。
焼き牡蠣ガーリックオリーブ