漢方医学【気の種類】

●宗気(そうき)・・・清気+水穀の気により生成

 ・心拍運動や呼吸運動を促進する

●衛気(えき)・・・先天の精から化成し、水穀の精によって絶えず充填される

 ・体表を防御し、体温の維持に働く

●営気(えいき)・・・血液中に気であり営血とも言われる

水穀の精微の中でも特に栄養豊富な部分より化成する

 ・血液の一部として循環することで、全身を栄養する(栄養作用)

●元気(げんき)・・・先天の気+後天の気→三焦(さんしょう)を通じて全身へ送られる

 ・生命活動の原動力となる気であり、「真気」「原気」とも呼ばれる

 ・身体の成長、発育の促進や臓腑経絡や組織器官の活力となる