サルコペニアについて①

サルコペニアとは?

 年齢と共に筋肉量が減少し、筋力・筋肉に関わる身体機能が低下する状態で、フレイル状態の中でも筋肉に注目した概念を指します。一般的に人の筋肉量は40歳から年に0.5%ずつ減少していきます。65歳以上になると減少率が更に増え、最終的に80歳までに30~40%低下すると言われており、高齢者において筋肉量の減少がある一定以上進行すると、転倒や要介護状態、生活習慣病の悪化や合併症の発症、認知機能低下などのリスクが高まります。

フレイルとサルコペニアと低栄養の関係(フレイルサイクル)

加齢や病気で筋肉量が減少し、筋肉に関わる身体機能が低下します。足の筋肉量が減少すると、歩行速度が落ちて疲れやすくなるため全体的な活動量も減少します。全体的な活動量が減少するとエネルギー消費量も減るため、必要とするエネルギー量も減少します。加齢により食事量が減少=食欲の低下もあるため、慢性的な栄養不足状態になります。慢性的な低栄養素の状態はさらにサルコペニアを進行させ、筋力・筋肉などの身体機能の低下が進むという悪循環へ陥り、要介護状態になる可能性が高くなります。

低栄養の特徴とは

・運動してもまわりについていけない

・とても痩せている(骨と皮だけ)

・太ももが細い

・活気がなく、顔色が悪い

・皮膚がカサカサしている

・よく風邪をひく

・入れ歯が合わなくなった

徐々に食事量が減り、体を動かすために必要なエネルギーや筋肉、皮膚、内臓などを作るタンパク質が不足した状態。日本人では65歳以上の約2割が低栄養かそのリスクがあるといわれています。

リナグリ―ン21を食事と一緒に!

タンパク質だけでは低栄養は予防できません。スピルリナ製品のリナグリーン21でビタミン・ミネラル・アミノ酸などをバランス良く摂取して、健康寿命を延ばしましょう。