『サルコペニア』について続編です。
●サルコペニアとは?
前回のおさらいですが、サルコペニアとは年齢と共に筋肉量が減少し、筋力・筋肉に関わる身体機能が低下する状態で、フレイル状態の中でも筋肉に注目した概念です。高齢者において筋肉量の減少が、ある一定以上進行すると転倒や要介護状態、生活習慣病の悪化や合併症の発症、認知機能低下などのリスクが高まります。
●サルコペニア診断(指輪っかテスト)
利き足ではない方のふくらはぎの一番太い箇所を囲んでみましょう。隙間ができる方はサルコペニアの可能性が高いです!
●サルコペニアには何が必要?
バランスの良い良質な『たんぱく質』と『ビタミンB6』の摂取と適度な運動が必要!
筋肉の基となる良質なたんぱく質と、その働きを助けるビタミンB6を同時に摂る事が大切です。筋肉量の減少を少しでも遅らせるには、筋肉を付ける運動が大切です。無理をしないで出来る範囲で行う事が重要です。主な運動としては
・大腿四頭筋や大臀筋を鍛えるスクワット運動
慣れない最初の段階では椅子を支えとして手を添えながら行ってみましょう。背筋を伸ばし、腰をゆっくり下に落としていきましょう。
・仰向けに寝て膝を直角に曲げ腰を上げる背面筋の運動
腰を持ち上げ、首から膝までの身体のラインが一直線になるよう意識して行いましょう。
・上腕三頭筋と体幹を鍛える腕立て伏せ
:肩幅くらい、または少し広めに手をつき、構えます。その後、足は余裕があればつま先を立てます。難しい場合には膝をつきながらでも大丈夫です。姿勢が決まったら、肘を曲げ、上体を下ろしていきますがその際に腰が曲がってしまわないように注意しましょう。
食事と運動が一番!でも昔みたいに食べられない
食事量が減り、充分な栄養素が摂取できない方にはスピルリナ製品『リナグリーン21プレミアム』がオススメです。たんぱく質やビタミンB6をはじめ、50種以上の健康・栄養成分が含まれています。リナグリーンと適度な運動でサルコペニアにならない体を作りましょう。