まず初めに、先日私が耳にして「えーっ!?」と思ったエピソードを紹介します。
医師「血糖値が高いですね。」
患者「私は炭水化物を食べることが生きがいなんです。
食事制限はしたくありません。医学の力で何とかしてください。」
医師「仕方ないですね。これを飲んでおきなさい。(血糖降下薬を処方)」
(2か月後)
患者「血糖値が基準値に下がりました。これで一安心です。ありがとうございました。」
この患者さんは上記のやりとり以降、2年間、血糖降下薬を飲み続けており、自身では健康を維持できていると思いこんでいるようです。周りにも定期的な受診と早めの薬服用を勧めています。
何が言いたいのかというと、
「安易にクスリに頼り過ぎ。クスリ服用に至る前にやるべきことがあるでしょう」
ということです。
私が考える「健康維持のために取り組むべきこと」の優先順位は以下の通り。
①食事・運動を含む生活習慣の改善
②健康食品・サプリメントなどの健康補助食品の摂取
③クスリの服用
初めに挙げたエピソードでは①②をすっとばして③にいってしまっている。
安易にクスリに手を出す前に、まずは生活習慣の改善に取り組むべきでしょう。
タイトルにある「クスリはお勧めしません!」という過激!?な言葉には以上のような思いが込められているのです。
最後に少しだけ自己紹介を…
趣味は「一人旅」と「走ること」。
旅ランで47都道府県制覇を目標にしています。
先月は北海道マラソンに出走。
昨年夏におこなわれた東京オリンピック2020のマラソンコースを堪能してきました。